2012年6月22日金曜日
初任者研修・・・早修小学校へ
今年、山高には新規採用の先生が一人います。生物担当の女性の先生です。山高では2年ぶりの新採の先生。
新規採用の先生は初任者の研修を受けなければなりません。企業や福祉施設、異なる校種(高校の教員なら小学校や中学校、あるいは特別支援学校)での研修など、たくさんのメニューをこなします。
昨日は、隣の早修小学校で朝から夜まで、小学校の先生について、授業や校務にする参加する研修でした。事前の打ち合わせの中で、「生物の先生ならぜひ理科の時間を使って虫の授業をしてください。」という小学校の先生のご希望で、理科の授業をさせてもらうことになりました。
前日まで、教室でも蛍の光を見ることができるように黒い箱を作ったり、黄色い繭を作ったり、写真を拡大したり、入念な準備をしていました。
写真は実物と写真を使って「蛍と蚕」の話を小学校4年生にしているところです。子どもたちは蛍の箱をのぞき込んだり、蚕の繭に歓声を上げたり、上々の関心を示してくれました。
わずか一日の研修でしたが、高校生とは違う学齢の子どもたちに接することで、教員としての資質をあげることができたと思います。