2011年12月7日水曜日

書の甲子園大賞受賞 続報


本日付の伊勢新聞に書道部の活躍が紹介されました。記事は以下の通りです。

【伊勢】「書の甲子園」として知られる「第二十回記念国際高校生選抜書展」で、伊勢市浦口の県立宇治山田高等学校(中谷文弘校長、生徒数八百七十四人)三年の島田冴香さん(一七)が、応募総数一万六千七百十四点の中から、見事に大賞を受賞した。同校は、団体の部でも東海地区準優勝に輝いた。
 島田さんの受賞作品は、紺色の全紙大の紙に金泥で書いた「篆書千字文」。書道部顧問の高尾由美教諭の指導の下、七月から二カ月間、作品に取り阻んだ。一番苦労したのが、篆書の特徴である、文字を左右対称に書くことだったという。
十日間かけて一千文字を書く大作は根気がいり、肩凝りにも悩まされたらしい。
 昨年は上級生が準大賞を受賞。先輩の活躍が刺激になり、「今度は自分が大賞を取りたい」と、夏休みも部室に通い制作に励んだ。島田さんは「練習した成果が出てよかった。とてもうれしい」と笑顔で語った。
 同書展では、二年生の中西知実さん、八木清香さんも秀作賞を受賞。中川美樹さん、森島綾菜さん、小久保葵さんが入選を果たした。高尾教諭は「本当によく頑張ってくれた。今回の結果は、生徒の自身につながると思う」と話していた。(橋本稜)